大山ダム水源地域上下流交流事業〔2/25(土)大分県日田市大山町〕

 日田市大山町において、大山ダム水源地域上下流交流事業実行委員会(日田市、水資源機構大山ダム管理室、老松生産森林組合、NPO法人筑後川上流倶楽部等で構成)の主催により、福岡都市圏の水源のひとつである大山ダムの上流域の住民と下流域の住民、関係者が交流を行い、水源林を守り育てることについての相互理解を深めることを目的として、森林保全活動や交流会が開催されています。

 

 今年は、4年ぶりの開催となり、福岡都市圏から参加された太宰府市民25名と都市圏自治体の職員は、最初に大山ダムを訪れ、ダム堤体や監査廊を見学しました。

大山ダムの見学

 

 「田来原たらいばる美しい森づくり公園」では、日田市や太宰府市の市民、福岡水源林ボランティアの皆さんをはじめ、日田市、福岡市、福岡県南広域水道企業団、大野城市、春日那珂川水道企業団、古賀市、新宮町、福岡地区水道企業団の職員など約140名が参加し、シイタケほだ木に種駒を打つ体験をしました。

 

 シイタケの駒打ちは、なかなかできない体験なので、貴重な体験となったと思います。2年後には、りっぱなシイタケが取れると思います。

 作業後は、大山町の産物を使ったお弁当をいただきながら、参加者間の交流と親睦を深めました。

 閉会後、太宰府市の皆さんは、「日田おおやま梅まつり」会場を訪ねました。梅の開花は三分咲き程度でしたが、梅園の散策や梅酒工場や酒蔵の見学で楽しまれていました。

 

 参加者の皆さんは、水や森づくりの大切さを実感するとともに、大山町での一日を満喫されたことと思います。

大山ダムの監査廊見学

田来原美しい森づくり公園にて

シイタケ駒打ち作業

シイタケ駒打ち作業の様子

ほだ木の伏せ込み

昼食・交流会