日田市では、森林の有する地球環境保全や土砂災害防止、水源かん養などの公益的機能を守り育てていく機運を高めるとともに、上下流域住民の交流・親睦を深めることを目的として、「市民参加の森づくり大会」を開催しています。今年の開催は、今まで新型コロナウイルス対策のため休止されていたため3年ぶりとなります。
会場は日田市萩尾公園の市有林で、福岡都市圏広域行政事業組合が募集した住民64人をはじめ、日田市の市民やみどりの少年団、久留米市の市民や日田市、久留米市、福岡市、当企業団事務局の職員など201人が参加しました。
![]() 苗木贈呈式(副企業長から日田市長へ) |
開会式では、水源地域を守る日田市に日頃の感謝の気持ちを込めて、当企業団、福岡市水道局、久留米市上下水道部からそれぞれ苗木を贈呈いたしました。その後、参加者の皆さんは、萩尾公園横の0.5haの広さの斜面にセンダン、ケンポナシ、キハダの900本の苗木を植樹しました。
植樹終了後は、だご汁の昼食をいただきました。
昼食後、福岡都市圏の住民の皆さんは江戸時代の古い街並みが残っている豆田町に立ち寄り、思い思いに散策されていました。
今回の植樹により、災害に強い森づくり、森林に対する理解や関心が高められ、また、上下流域住民の交流・親睦も深められたことと思います。
![]() 植樹の様子 |
![]() 伐採後の斜面に植樹 |
![]() 広い斜面に植樹 |
![]() 記念撮影 |