膜について

UF膜 (Ultra Filtration membrane)

UF膜は、塩分を除去する逆浸透膜にきれいな海水を供給するための前処理として使用しています。

このUF膜は小さなウイルスやコロイド(10-5~10-7 cm程度の粒子)を除去します。

膜本体は封筒のようになっており、中央のパイプに巻きつけている形状をしています。膜と膜の隙間に原水が入ると、袋の口が中央のパイプにつながっており、ろ過水が出る仕組みになっています。

UF膜

高圧RO膜 (High pressure Reverse Osmosis membrane)

高圧RO膜は、塩分を通さず水だけを透過させる逆浸透膜です。

膜である中空糸の外側の海水に最大約8.2MPa(水中約840mの深さと同等の圧力)の圧力をかけるとコロイド物質、バクテリア、細菌などをほぼ100%除去、塩分においても99%以上を除去し、水だけが中央の穴から分離して出ます。

1本のエレメントには約150万本の中空糸が織り込まれています。

膜は中空糸型といって、糸状の膜です。外径が約0.14mm内径は約0.07mmです。

高圧RO膜

低圧RO膜 (Low pressure Reverse Osmosis membrane)

低圧RO膜の構造はUF膜と同様に封筒状の膜が中央のパイプに巻きついた形状をしています。

海水温度は9~30度と年間を通じて変動範囲が広く、その影響で高圧RO膜の透過水の水質にバラツキが出ます。

このため、年間を通して水質が均一になるように、高圧RO膜の透過水の一部をこの低圧RO膜に通し、生産水槽で混合して水質の調整を行なっています。

低圧RO膜