市民参加の森づくり大会(植樹)〔11/11(土)大分県日田市〕

 日田市では、森林の有する地球環境保全や土砂災害防止、水源かん養などの公益的機能を守り育てていく機運を高めるとともに、上下流域住民の交流・親睦を深めることを目的として、『市民参加の森づくり大会』を開催しています。

 会場は日田市萩尾公園の市有林で、福岡都市圏広域行政事業組合が募集した都市圏住民約60人をはじめ、日田市民やみどりの少年団、久留米市民や日田市、久留米市、福岡市水道局、当企業団の職員など約250人が参加しました。

 開会式では、水源地域を守る日田市に日頃の感謝の気持ちを込めて、当企業団、福岡市水道局、久留米市上下水道部からそれぞれ苗木を贈呈いたしました。

 特に今年は当企業団から50周年記念事業「ありがとうの森プロジェクト」の苗木も一緒に寄贈しました。

苗木贈呈式
(副企業長から日田市農林振興部長へ)

 その後、参加者の皆さんは、萩尾公園にヤマモミジ、ヤマザクラの合計630本の苗木を植樹しました。

 植樹終了後は、「だご汁とおにぎり」の昼食をいただきました。希望者には「鹿肉の串焼き」も振る舞われ、美味しい鹿肉に舌鼓を打たれた参加者も多く、楽しい昼食会となりました。

昼食後、福岡都市圏の住民の皆さんは江戸時代の古い街並みが残っている豆田町に立ち寄り、同日に開催された『日田天領まつり』を散策されました。

 今回の植樹により、災害に強い森づくり、森林に対する理解や関心が高められ、また、上下流域住民の交流・親睦も深められたことと思います。

 

植樹の様子

植樹の様子

記念撮影

『日田天領まつり』の様子