弥生の都吉野ヶ里交流事業〔11/4(土)佐賀県吉野ヶ里町〕

 福岡都市圏の水源である五ケ山ダム水源地域において、水源地の大切さを理解し、水源地域の振興及び活性化を図ることを目的として、弥生の都吉野ヶ里交流事業実行委員会(吉野ヶ里町、福岡市水道局、当企業団で構成)の主催により、交流事業が実施されています。

 福岡市内に住むか通学する小・中学生と保護者10組33人が参加し、那珂川市と吉野ヶ里町にまたがる五ケ山ダムで、福岡市職員からダムの説明を受けた後、堤体から見学しました。

 次に、ダム建設により水没する場所にあった御神木を43mの高低差を引き上げて移植された「小川内おがわちの杉」を見学し、吉野ヶ里の自然・歴史などの説明を受けました。

五ケ山ダムの説明

五ケ山ダムでの見学

吉野ヶ里の自然・歴史の学習

 

 その後、吉野ヶ里町の「さとやま交流館」で、猪肉などの地元の食材を使ったバーベキューや地元産の「栄西茶」で昼食をとった後、木の実を使った工作で、思い思いの作品作りに挑戦しました。

 また、地域に昔からある景色を楽しみながら歩く、フットパス(松隈・坂本コース)などを体験しました。

 参加者の皆さんは、水や森林、水源地の大切さを学ぶとともに、自然豊かな吉野ヶ里町での一日を楽しまれたことと思います。

 

昼食の様子

木の実を使った工作に挑戦

フットパスの様子