筑後川への感謝の気持ちを深める届ける「50周年記念事業」
福岡地区水道企業団は、令和5(2023)年設立50周年を迎えます。
福岡都市圏のみなさんに「水の大切さ」や「都市圏の水事情」についての理解を深めていただき、水源地の方々へ「筑後川への感謝の気持ち」を届けるため、「設立50周年記念事業」を実施します。
記念事業では、市民参加型のイベントや施設見学、水について学ぶ講座など、様々な企画を予定しています!
名誉おうえん隊長アイアンキング

アイアンキングは、水をエネルギーに悪と戦う特撮ヒーロー。福岡地区水道企業団は、福岡都市圏の水道水の約3分の1を提供し、生活・経済活動を支えてきました。アイアンキングのエネルギー「水」と企業団の「水」を大切にする思いはオーバーラップしています。
企業団が、令和5年、50周年を迎えるにあたり、ほぼ同時期に生まれたアイアンキングとタッグを組んで「水の大切さ」と「水(筑後川)への感謝」を伝えていきます。
福岡地区水道企業団では、創立50周年[令和5(2023)年]を記念して水源地への感謝のメッセージを募集しております。
福岡地区水道企業団の概要

福岡地区水道企業団の設立~筑後川からの水の確保~
福岡都市圏には、大きな河川がなく、地理的に水資源に恵まれていないため、都市機能の増大や人口の増加、生活レベルの向上等に伴う水需要の増加への対応策として、九州一の大河川である筑後川からの取水に望みを託すことになりました。この取水を効率的に運営管理するため、昭和48年に福岡地区水道企業団が設立されました。
事業概要~福岡都市圏を支える筑後川の水~
福岡都市圏の水道水は、約3分の1は筑後川の水です。
福岡都市圏は、昭和53(1978)年、平成6(1994)年に大渇水に見舞われ、給水制限など住民生活に大きな影響が生じましたが、昭和58年の筑後川からの福岡導水の用水供給の効果により、平成6年は、生活への負担は軽減され、その後も慢性的な水不足の解消に大きな役割を果たし、現在に至っています。
現在、企業団では、筑後川水系からの導水に加え、多々良川水系の鳴淵ダム、福岡都市圏の自助努力である海水淡水化施設、那珂川水系の五ケ山ダムにより、1日最大約27万㎥の水道用水を福岡都市圏に供給しています。

福岡地区水道企業団の歩み
※写真をクリックすると施設HPへリンクしています。