福岡地区水道企業団では、将来にわたって安全で良質な水道用水を安定的に供給するとともに、それらを支える安定経営を持続していくため、取り組むべき方策、事項を示す経営方針としての水道ビジョン、そして、その水道ビジョンを実現するための長期計画である「長期財政収支見通し」及び中期計画である「財政収支計画」に基づき、計画的な事業運営を行っております。

 昭和58(1983)年度の用水供給事業の開始から令和4(2022)年度まで13次にわたる財政収支計画に基づき安定経営を持続し、水道用水の安定的な供給を行ってきたところであります。

 料金については、昭和60年度と63年度に増額改定を行っておりますが、平成3(1991)年度及び25年度に基本料金の調整率の引き下げにより構成団体の負担軽減を図っております。

 また、国の地球温暖化対策計画を踏まえ、福岡地区水道企業団地球温暖化対策実行計画を令和5(2023)年に策定し、取り組んでいます。

 

  第10章製本データ